川崎市議会 2013-09-24 平成25年 決算審査特別委員会−09月24日-03号
全国学校図書館協議会と毎日新聞の共同調査である第58回学校読書調査によりますと、2012年5月の平均読書数は小学生で10.5冊、中学生で4.2冊とあります。一方、川崎市の平成24年度の実績値は小学生が5.4冊、中学生が2.5冊と約半分です。それぞれの調査方法や調査対象年齢等が異なりますため単純比較はできませんけれども、川崎市の子どもは全国に比べて本を読む冊数が非常に少ないと想定されます。
全国学校図書館協議会と毎日新聞の共同調査である第58回学校読書調査によりますと、2012年5月の平均読書数は小学生で10.5冊、中学生で4.2冊とあります。一方、川崎市の平成24年度の実績値は小学生が5.4冊、中学生が2.5冊と約半分です。それぞれの調査方法や調査対象年齢等が異なりますため単純比較はできませんけれども、川崎市の子どもは全国に比べて本を読む冊数が非常に少ないと想定されます。
それから、学校図書館指導員のほうも、読書数はふえているというふうなお話でしたけれども、やっぱり図書室に先生がいる、いないというふうなことは、図書館を利用する子供たちにとって精神的にちょっと違うところがあるんじゃないかということは感じます。
さらに、学校では、全小中学校に学校図書館指導員を配置し、学校図書館の環境を整えるとともに、全校一斉読書活動やブックトークなどを行うなど、読書活動の活性化を図ってきており、1カ月当たりの平均読書数が小中学校とも全国平均の約2倍となるなどの成果を上げております。
次に、1カ月当たりの平均読書数の推移ですが、小学校では平成17年度19.1冊、18年度18.9冊、19年度18.1冊、中学校では17年度5.8冊、18年度4.5冊、19年度4.2冊となっており、小中学校とも全国平均の約2倍となっております。
それにつきましては、繰り返しになるかもしれませんけども、子供たちの読書数がふえたとか、読む本の種類がふえた、あるいは家庭で保護者と本の内容について話題にする機会もふえたと。また、教師側から見ても、調べ学習等で大変効果が発揮されているということで、その効果は大変高いものではないかなと思います。
特に,テレビやビデオ等の映像メディアの発達,普及により子供の読書離れが進んでおり,毎日新聞の調査によりますと,全国の児童生徒の平成14年5月の1カ月の平均読書数は,小学生が7.5冊,中学生が2.5冊,高校生が1.5冊となっており,1冊も読まなかった子供の割合も高く,特に,高校生以降の読書離れが指摘されております。 このような状況のもと,子供の健全育成の上からも読書活動の推進が求められております。